掲示板に参加された方の母屋  あじゃさん SEIJIさん 子連れ狼さん 偽レーサーTさん モデル工房Sさん ナカさん 僕は…さん maimaiさん よしむねさん kimさん 飛梅さん 兵隊アリさん TETSU.さん 逸品屋さん 赤い猫RRVさん コールド・PCさん 赤い稲妻さん  井浦先生  ぜっぷさん  K主任さん  SEIJIさん2  フミンスキーさん  Take.Rさん  Timm_MK2さん  soulさん  K主任さん2  ナカさん2  ナカさん3


トップ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50
SAA・ピースメーカー
1 :ご意見有用:2015/05/31(日) 11:54:49 ID:6ZUmgbcK
なあ〜んだ、新スレ立てられるじゃん!、管理人の塔四郎さんがあんな事書くもんだから、
小生はてっきり新スレまで立てられ無いのかと・・・取り越し苦労でした。\(^▽^)/
ならば小生がSAA新スレ立ち上げます。

で最初の話題を何にしようかと考えました。
小生はこれまでこの塔四郎さんのBBSでは、殆ど貢献出来て無かったので、
何かSAAファンの皆様のお役に少しでも役に立つ話題を・・・色々考えた挙句。
実は以前に他所様のブログでも同じ事をやったのですが、この際構わないたろうと言う事で、
勘弁してね♪。

現在までに日本で製造や販売された、SAA・ピースメーカーのトイガンの分類をやろうと思います。
ただし分類と言っても極簡単に、バリエーション展開や少数のショップカスタム等は考慮せず、
基本的な設計が同じ物を一分類として、以下の三つの項目で。

☆プラスチック製モデルガンSAA
☆金属製モデルガンSAA
☆エアガンとその他のSAA

・・・と大層な事を言ってますが、これはあくまでも小生個人の見解・意見です。
記憶が曖昧な処や足りない部分、間違っている事も有ると思います。
またなるべく発売順にしていますが、皆さん何かお気づきの点が有りましたら、
是非どんどんご指摘・ご教授下さい。

2 :ご意見有用:2015/05/31(日) 14:59:48 ID:6ZUmgbcK
おまたせしました。☆プラスチック製モデルガンSAA分類です。

(1) 六研 - WA系

  A,六研製ABSプラ製
   所謂テンプラ構造による、日本初のABSプラ製SAA、1975年末発売開始。
   カートリッジは弾頭有り型、よってシリンダーインサートも前方配置。
   (一時CMCから発売された事から、CMCプラ製SAA初代とも呼ばれる。)
しかし製造工法の未熟から不良部品が大量発生し、翌76年中頃には製造中止。
   その後金型はWAに売却される。

  B,国際産業ABSプラ製
   六研から金型を引き継いだWAが改修して、国際ブランドとして1977年に発売開始。
   バレルのテンプラ構造の芯に、鉄パイプが使われており非常に頑丈で、
   ピカドンシューターに大好評。
   しかしそれ故、77年の規制(52規制)で発売不可に、六研に続き短命で終わる。
   カートリッジは弾頭無し型、シリンダーインサートも後方へ移動。
   よって先代六研製とはカートの互換性無し。

  C,WA(ウェスタン・アームズ)ABSプラ製
   先代の国際製を52規制に合う様に改修し、自社のオリジナルブランドとして、
   翌1978年から発売開始し、息の長いベストセラーと成った。
   六研や国際時代には無かったアーティラリー(当時はフロンティア)も造られた。
   カートリッジは前国際プラ製と共用、後にキャップ火薬用と成った。


(2) 鈴木製作所製

  発売は1977年か78年頃で、原型を誰が製作したのか良く分から無い、
  おそらく六戸部氏だとは言われてはいるが、謎の多いSAAモデルガン。
  外見は一見するとCMC製に非常に似ており、バレル&フレーム内部のテンプラ構造は、
  WAプラ製にソックリだが、カートリッジは六研プラ製と同型で共用可能。
  最大の特徴は、作動・ハンマーコッキングの滑らかさで、
  数有るSAAトイガンの中でもピカ一!。(一度経験すると病み付きに)


(3) CMC - HWS系
 
  A,CMC・ABSプラ製
   六戸部氏が六研プラ製の失敗を省みて、全くの新規で設計した物で、
   発売開始は1979年だったと思う。
   後述の現在まで続くHWS製の元と成った、傑作SAAモデルガン。
   CMCプラ製SAA二代目とも呼ばれるが、全く同型の金属製も有る。
   (こちらはCMC金属製SAA三代目と呼ばれる)
   カートリッジは構造は違うが、外形寸法は六研や鈴木製と同じで共用可能。
   CMC廃業の後に金型はHWSへ渡る。

B,HWS(ハートフォード)プラ製
   CMCから金型を引き継いで生産し、1994年頃から発売開始。
   当初はABSプラ製だったが、後にHWプラ製も発売。
   順次改良等たゆまぬ努力を続けて、現在ではCMC時代を遥かに凌駕する、
   素晴らしい性能を発揮しており、全国のFDシューターの定番。


(4) ハドソン - タナカ1st系
  
  A,ハドソン製
   発売開始は1994年で、設計監修に元MGC社員の故イラコバさんが携わっている。
   そのせいか外観に多少ディフォルメが強い部分が有り、厳しいSAAマニアには評価は低い。
   しかし何処と無く懐かしさが漂う雰囲気は、何故か嵌ってしまう。
   (各言う小生も…笑)
   基本的には1st,Gen時代のSAAをモデルアップしているが、とても珍しいビズリータイプや、
   バントラインや2nd,Genのニューフロンティア等も有る。
   カスタム製品が無数に有り、メーカー製SAAのバリエーションは日本一多い。
   カートリッジは太く45口径サイズで、ランパントやCAWのシリンダーにも装填可能、
   しかし発火は構造の違いから無理。
   ハドソン廃業の後、金型はタナカが引き継ぐ。

  B,タナカ1st
   タナカはそれまでにも多くのSAAトイガンを製造しているが、
   当モデルガンはバドソンSAAとビズリーの金型を引き継ぎ、一部改修して生産した物。
   残念な事にカートリッジの外形寸法が、六研・鈴木・CMC・HWSと同じ、
   41口径サイズへ変更と成ったが、共用は可能。


(5) ランパントクラッシック製2nd

  発売開始は1996年で、新素材ロックライトを使い(一部HWやABSも有り)、
  原型は六戸部氏が設計。
  実物のSAAのグリップフレームが、本当は実に小さい…と云う事を、
  全国のSAAファンに(再?)認識させるのに貢献。
  同じ2ndタイプでも前期(アーリー)と後期(レイト)の違い等、バリエーション豊富。


(6) ランパントクラッシック製1st

  先に2ndのSAAを造ったランパント社が、満を辞して製造した、
  SAAの保守本流とも言える、本命の1stタイプ。
  今の処、プラスチック樹脂(HW&ABS)製の1stタイプSAAトイガンの、
  「最高傑作」だと言って良い。(敢えて「決定版」とは言わ無い!!)
  但し、素材によっては非常に脆く壊れ易いとの評価も有り。
  (小生は残念ながら所有して無い…泣)


(7) CAW(クラフト・アップル・ワークス)製2nd

発売開始は21世紀に成ってからで、素材は普通のHWプラだが、
  同じ2ndタイプSAAでも、先のランパント製2ndより完成度はずっと高いと、
  SAAファンの評価が多数を占め、2ndタイプでは「最高傑作」と言えるであろう。
  (小生も全く同意!!)
  それもそのはずで当SAAモデルガンは、アメリカに実際に有る一丁の、
  実物の2ndSAAを元にして、出来るだけ忠実に再現設計をおこなっており、
  シリアルNoまで本物と同じなのだ。
  (この件は「Peko's ガンボックス」と言うHPに詳しくレポートされている)
  カートリッジは外形寸法が、ランパントSAAの物と殆ど変わら無いので共用可能。


(8) タナカ製2nd

  タナカはハドソンから引き継いだ1stタイプのSAAを造る前に、
  実は2ndタイプのSAAモデルガンを製造した事が有るのだ。
  これは当時タナカが頻繁におこなっていた方法で、
  同社のペガサス式ガスガンの外皮を基にして、内部構造をモデルガンに作り変えた、
  一種の金型の活用方だと言える。
  ガスガンとしては革命的で、内部も非常にリアルだと大変評価の高かった、
  ペガサス式2ndSAAではあるが、ガスガンのバレル&フレームの外皮や、
  小部品を流用したのであれば、やはり今時のモデルガンとしては見劣りする。
  しかしそれでも外見は2ndタイプとして素晴らしいとの評価も有り。
  (小生は個人的には最低なSAAモデルガンと思う)


アー疲れた・・・本日はここまで。
金属製やガスガンは、また後日にね♪。

3 :塔四郎:2015/05/31(日) 19:17:01 ID:AklAy8iH
先生! 画像つきでお願いします!  (うそ、うそwww)

>(3) CMC - HWS系
我が家のピーメの原点は、これだな、、、当時、上野のCMCで買って、
今でも持ってる\(^▽^)/

厳密に言えば、黒い金属時代に3000円位でモデルガン屋で買ったのもあるけど、
ガキだったので、メーカーとか興味なかったし、、(笑)

4 :てるぱ:2015/05/31(日) 21:40:57 ID:.pCy7lxY
スズキ以外は全部持ってるなあ〜♪
( ̄∇ ̄*)ゞ←自慢かよ!

5 :てるぱ:2015/05/31(日) 21:43:23 ID:.pCy7lxY
教授〜♪
タナカのんは2ndちゃうでしょ?
( ´△`)

6 :赤い猫RRV:2015/05/31(日) 23:36:37 ID:NtA3SYPo
(38KB)
ご意見有用様、塔四郎様、てるぱ様こんばんは。
>画像付きで
では(4)ハドソン - タナカ1st系 A,ハドソン製から。

7 :赤い猫RRV:2015/05/31(日) 23:39:17 ID:NtA3SYPo
(31KB)
(3) CMC - HWS系 B,HWS(ハートフォード)プラ製です
(バーズヘッドシェリフスですが)。

8 :赤い猫RRV:2015/05/31(日) 23:41:23 ID:NtA3SYPo
(22KB)
(4) ハドソン - タナカ1st系 B,タナカ1st
(7.5インチ キャバルリーです)。

9 :赤い猫RRV:2015/05/31(日) 23:50:41 ID:NtA3SYPo
(94KB)
(8) タナカ製2nd

10 :赤い猫RRV:2015/05/31(日) 23:52:34 ID:NtA3SYPo
(85KB)
(5) ランパントクラシック製2nd
アーリーシビリアンです。

11 :赤い猫RRV:2015/05/31(日) 23:57:29 ID:NtA3SYPo
と手持ち画像でUPしましたが、あとはてるぱ様お願いします
(ハドソンのバリエとかガスガンはまだあるけど、、、)。

12 :赤い猫RRV:2015/06/02(火) 06:59:04 ID:KqsXGTf6
(27KB)
あ、まだありました。
(7) CAW(クラフト・アップル・ワークス)製2nd
 ラトルスネークグリップ付きです。

13 :塔四郎:2015/06/02(火) 21:19:40 ID:r23UY4Gf
ピーメだ、、ピーメ、、、ピーメだらけ!!!
時間があったら、我が家のピーメも再度撮影してアップしたろっと♪

14 :てるぱ:2015/06/02(火) 22:27:11 ID:mYxlBwcC
ピーメだ、、ピーメ、、、ピーメだらけ!!! 時間があったら、我が家のピーメも再度撮影し てアップしたろっと♪
上に同じ♪(°▽°)

15 :塔四郎:2015/06/03(水) 21:23:05 ID:o8G4J2km
でも、ピーメって、おっさん世代だけかもね、、、愛着を持ってるのは、、、
今の子達は、西部劇の映画もドラマも漫画もリアルタイムではほとんど見てないと思うし、、
逆にアニメ銃やゲーム銃の影響が強いのかも、、、、

16 :てるぱ:2015/06/03(水) 22:53:27 ID:uyEJMYuN
>「今の子達は、西部劇の映画もドラマも漫画もリアルタイムではほとんど見てないと思うし、、」

…って、(^_^;)
ジジから目線…もとい、上から目線の旦那は「西部劇→リアルタイム」なんかいぃ〜!?と激しく突っ込みたい♪
ジョンウエインとかカークダグラスとか??…リアルタイム??汗

17 :てるぱ:2015/06/03(水) 23:00:55 ID:uyEJMYuN
(164KB)
ちなみに、私はマカロニウエスタンがTV再放送時に初めて見てたので、
ぜんぜんリアルタイムじゃないっす♪
ずぅ〜 〜〜〜〜〜っと、後ですよん♪(°▽°)


今度の週末は雨なんで、これ見よっ♪
〜「荒野の1ドル銀貨」♪

18 :塔四郎:2015/06/03(水) 23:13:58 ID:o8G4J2km
>ジョンウエインとかカークダグラスとか??…リアルタイム??汗
ジョンウェインは、どうだろ??
でも、小坊の時は、結構、映画館行ってて、夕陽のガンマンや荒野の1ドル銀貨なんか観てたけど、
今、ググッたら、荒野の1ドル銀貨は1965年上映だったので、、リバイバル上映だったかも、、
てか、3本立てとかで観てたから、間違いなくリバイバル(笑)

小学三年生で赤いカウボーイハットをかぶってた記憶あり、、、拳銃はコルク銃だったかなww

19 :てるぱ:2015/06/03(水) 23:23:02 ID:uyEJMYuN
ジョンウエインの「駅馬車」は、白黒やで〜♪
おっさん、いくつやねん?笑

20 :塔四郎:2015/06/03(水) 23:34:26 ID:o8G4J2km
80才(笑)

21 :ない☆:2015/06/03(水) 23:41:42 ID:sDlcbG6o
(16KB)
リアルタイムなウエスタン
まだ白黒テレビの時代
チャックコナーズの「ライフルマン」
早撃ちとライフルスピンだけが記憶の一部です

その後MGCでM73を初めて触ったとき
ゲッ〜重い レバー固い
ライフルマンのようなアクションなんてムリ実感

22 :ない☆:2015/06/03(水) 23:54:19 ID:sDlcbG6o
(15KB)
某公共?放送の「ヤング・ライダーズ」よかった
ポニーエキスプレスで働く若者達のドラマ
最初はキッドが主人公だったが最終的には
ジミー(若きワイルド・ビル・ヒコック)が主人公に
M51(ニッケルメッキ)が光っていた

23 :塔四郎:2015/06/04(木) 21:19:03.40 ID:kFold9md
>ヤング・ライダーズ
あっ、、、ストーリーは完璧に忘れましたが、私もハマッてたと思う、、その画像に見覚えが、、

てか、、そのドラマのちょっと前に映画でヤングガンってのがあったと思うけど、
それまでのおっさんガンマンから若い子にスポットを当てた作品は新鮮でした♪

24 :ご意見有用:2015/06/05(金) 00:47:45.73 ID:Nu.DTC5j
オッサンばかりのSAAファンの皆さん、そして80才だと云う塔四郎さん、今晩は。

>画像つきでお願いします!
大変申し訳無いのですが、小生は皆様と違ってカメラも写真も、全く趣味では無く、
由ってネット上の画像収集も全然行っておりません。
ですから皆様方からの画像や写真のご提供にお縋りするしか無いので・・・汗!。
皆様方のご好意に甘える事、誠に恐縮の極みです・・・滝汗!!。


さて今回は、前回のプラスチック製SAAモデルガンの分類に続き、金属製SAAモデルガンの分類です。
・・・と言ってもこの分野は、小生はSAAトイガンの中でも最も苦手とする分野なんで、
全然自信が有りません。
何故なら、小生がモデルガンを趣味とし始めたのは昭和51年(1976)から、例の52規制のほぼ直前なんで、
金属製SAAモデルガンの事は殆ど知ら無いのです・・・orz。
小生にとってSAAトイガンと言えば、完全にプラスチック製なんです、小生はそう云う世代です。
だいたい閉鎖されている為に、銃口からの豪快な発砲が出来無いSAA等、SAAと認めたくありません!。
SAAだけに関してですが、銃口が開いて貫通して無いと、小生はガマン出来無いのですよ。
よって以下の分類はかなりアヤフヤだと、何卒ご了承下さい。

25 :ご意見有用:2015/06/05(金) 03:32:10.36 ID:Nu.DTC5j
金属製モデルガンSAAの分類・・・前半です。


(1) CMC製初代

   CMCがまだ江原商店と言っていた時代、昭和30年代後半に日本に輸入された、
   アメリカ製のトイガン・・・「マテル」や「ニコルス」等のSAAトイガンを、
   江原商店が流用し、一部の部品を自社で造って改造したモデルガン。
   よって完全に日本で開発された、本格的モデルガンとは言え無い。


(2) MGC製

   1967年(昭和42年)に完全に新規で開発設計された、日本初の本格的SAAモデルガン。
   発売後長い間、実物よりサイズが小さく子供向け等と言われる。
   しかし約30年後にランパントクラッシックが2ndタイプのSAAを発売した事により、
   MGC製SAAが本当は実物大だった事が判明し、多くのSAAファンの誤解が解けて、
   長年の汚名が払拭される。
   内部メカは発火性能を優先した為、米スタームルガーのブラックホークを簡略化した様な感じで、
   メイン(ハンマー)スプリングがストラット付きコイルスプリングと成っている。
   ボルトもソリッドタイプだが、ハンマー側のボルトカムがプランジャー式で無い為、
   2ウェイ作動・・・つまりハンマーをコックする時だけでなく、ハンマーがダウンする時も
   下がってフレーム内に引っ込み、シリンダーが一瞬フリーに成ると云う欠点が有る。
   因みにこの欠点を修正する方法は、マニアの間では4通りの方法が知られている。


(3) CMC製二代目・通称68タイプ

   MGCに対抗してCMCも独自に設計し、1968年に発売開始されたので、
   68タイプとも言われる。
   内部メカや部品構成はMGCと違って、実物に順ずる様にリアルに造られている。
   しかし当時の事で考証も進んでおらず、おそらく実物写真から図面を起こした為、
   全体のスタイルやディティールが変な部分も有る様だ。
   又ハンマーが2ノッチ(2ポジションコック)しかないのも残念。
   当初はシリンダーが完全に貫通しており、カートの発火はバレルエンドの、
   フォーシングコーン内の前撃針で行っていた。


(4) 中田製(TRC=東京レプリカ・コーポレーション製)

   CMC68タイプを参考にして・・・と言うか、コピーした物と言った方が良いかも。
   その為完全にでは無いが、両者は良く似ている。
   発売開始は1970年頃だと思うが?、52規制に対応した所謂「SMG刻印」付きは無いはず。


(5) アサヒイーグル - マルシン・スタンダード(廉価版)系

   A,アサヒイーグル製
    発売開始は1970年か71年頃だが、それまでに発売されたSAAモデルガンの中では、
    最も出来が良くリアル。
    特にシリンダーブッシングが別部品と成っているのは、この当時では特筆に価する。
    一説には六研真鍮製FDS(FDC)の原型とも、廉価版とも言われており、
    何らかの関係が有る様だ。(小生はこの説には賛成出来ない)
    「SMG刻印」対応モデル造られず、「SMU刻印」時代の末期には安値で投売りされたと云う。

   B,マルシン製スタンダード(廉価版)
    元々アサヒイーグルSAAはマルシンが、OEM式で生産していたのだが、
    アサヒイーグルが「SMG刻印」対応モデルを発売し無かったので、
    代わりにマルシンが一部金型を改修して、「SMG刻印」に対応させた物。
    残念な事にハンマーノーズ形状変更や、TGとBSが一体化等の、
    簡略化が行われリアルさが随分落ちた。


(6) 国際産業製初代

   発売開始は1972年頃で、モデルガンを造り始めた国際産業の初期の頃の作品。
   おそらく前述の中田製を参考にしたかコピーした物。


(7) 国際産業製二代目

   初代SAAは中田のコピーと言われたが、この二代目も内部や部品構成に、
   マルシン製スタンダードを参考にしたと思われる節が有る。
   しかしスタイル的には初代より改善され、ずっと良い。
   発売開始は1976年だったと思うが、「SMG刻印」にも対応した。


(8) CMC三代目 - タナカ系

  A,CMC製三代目
   発売開始は52規制後の1978年で、「SMG刻印」対応の完全新規開発設計・新金型で生産。
   それまでの亜鉛合金製の各社SAAモデルガンの中では、最も実物考証が行き届いており、
   リアルさではアサヒイーグル製を凌駕するとまで言われた。
   現在まで続く非常に長く生産された息の長い、モデルガン史上に残る名作中の名作。
   その優秀性の為か、カートリッジが共用可能な、全く同型のプラスチック製も造られ、
   こちらの方も現在まで生産されると云う程の、傑作SAAモデルガン。
   CMCが廃業後、その金型はタナカに引き継がれる。

  B,タナカ製
   CMCが廃業した後に、金型をタナカが引き継いで生産した物。
   その他に高級ショップカスタムとして、CAWがシェリフズやビズリーを造ったり、
   OEMによる「八幡商事」ブランドで、ノンフルートシリンダー付きの、
   FD用フロンティアシックスシューターも有る。


前半はここまで、後半に続く。

26 :てるぱ:2015/06/05(金) 07:39:16.43 ID:pNcg9QbN
>「小生がモデルガンを趣味とし始めた のは昭和51年(1976)から、例の52規制のほぼ直 前なんで、」

…あ、同じですね♪(°▽°)

27 :塔四郎:2015/06/05(金) 21:03:45.10 ID:uItFM.6T
>そして80才だと云う塔四郎さん、今晩は
本当は23才を行ったり来たり♪

>小生は皆様と違ってカメラも写真も、全く趣味では無く、
私も趣味じゃないよん♪
デジカメ任せのオート撮影だし、、ただ、出来れば綺麗に撮りたいなとか、
構図を決めてから写したいとか思う時はあるけど、、まっ、オモチャかな、、デジカメも♪

>金属製SAAモデルガンの事は殆ど知ら無いのです・・・orz。
お若いのねww
つか、私は黒い金属モデルガンの時代は子供だったし、で、思春期は興味なくて、
再び、興味を持った頃が52規制あたりかな?

>銃口からの豪快な発砲が出来無いSAA等、SAAと認めたくありません!。
黒から金色になった金属モデルガン、、、色は許したとしても、銃口が塞がれたのは痛かった。
だから、樹脂製モデルガンの登場は嬉しかった!  見た目の色や仕上げも良くなったし、火花飛ぶし、、
でもぉぉ、、、、、、、、、、、、、、軽いんだよね、、、、、で、、モデルガンとは遠ざかってガスガンで復活www

28 :ない☆:2015/06/05(金) 21:50:05.11 ID:0MU8F7zu
(52KB)
当時のMGCの宣伝パンフは雰囲気がいい
これにすっかり乗せられていました
万博土産のガキ用テンガロンハットの形を
パンフ見ながら曲げたりひねっていました

29 :soul:2015/06/05(金) 23:11:49.12 ID:vKQMYQHE
御徒町のMGCでは規制後、
暫らくは黒い金属製モデルガン(非売品)が
展示されていて、
その中に素晴らしいブルーの一丁がありました。

コンバットマグナム6インチ。
実物グリップが着いたスチール製マスターモデル!

中坊の時に見たあのスチールブルーは忘れられないなぁ〜。

30 :ご意見有用:2015/06/06(土) 01:19:47.30 ID:Qeelzco2
金属製モデルガンSAAの分類・・・続きの後半です。

因みに1985年頃からGUN誌等の記事に因って、実銃SAAの1st・2nd・3rd・4thの各Gen別の分類が、
日本のSAAファンにも広く知れ渡る様に成り、その影響が後に製造されるSAAモデルガンにも反映される様に成った。


(9) マルシン製G,S,パットン・モデル

マルシン・エングレSAA三兄弟の長男。 
発売開始は1987年頃だったと思うが、当初はOEM生産による「ACG」ブランドでの発売。
パットン将軍愛用のエングレーブドSAAを忠実に再現しており、造りもなかなか良いが、
大量生産品ゆえに残念ながらエングレは、金型による物で実際に彫刻されてはい無い。
未発火タイプのカートリッジも一応付いてはいるが、少々貧弱で口径も小さく、
シリンダーと共に45口径では無い。


(10) 国際産業(コクサイ)製三代目

   発売開始は1992年で、SAAの1st,Genでも初期の無煙火薬時代、
   しかもベースピンスクリューがフレームサイドからでは無く、前方斜め下側に取り付けられている、
   所謂オールドタイプのSAAをモデルアップした物。(オールドタイプはCMC三代目のバリエにも有った。)
   カートリッジはやはり小さく45口径サイズでは無いが、全体の造りは良く、
   特に表面のメッキはさすがにコクサイだけあって非常に綺麗、しかも耐久性が高い。
   しかしながら何故か人気はあまり無い・・・その一つの理由として外観形状に大きな欠点が有る。
   エジェクターチューブのバレルに対する取り付け角度が違って、やや上方に成っているのだ。
   銃口正面から見ると、実銃やその他のモデルガンでは7時〜7時30分方向なのに対し、
   コクサイ三代目では8時〜8時30分方向に取り付けられており、それに伴いフレームの形状も違う。
   おそらくシリンダーインサートを避けてエジェクター機能を生かす為だと思うが、
   その他の出来が良いだけに、この欠点だけは大変残念!。


(11) マルシン製T,ルーズベルト・モデル

   マルシン製エングレSAA三兄弟の次男。
   発売時期はハッキリしないが、おそらく90年代の前半ではないか?。
   当初はOEM生産による「フランクリン・ミント」ブランドでの発売。
   T,ルーズベルト米大統領愛用のエングレーブドSAAを再現したと言う。
   表面のエングレは兄であるパットンSAA同様、金型による物。
   海外輸出を前提に開発された為か、元々カートリッジは付いて無い。
   又たとえ他社のカートでも、シリンダーの各薬室への装填は、どうも不可の様だ。
   (実物が如何成っているか知らないので、これは小生の個人的意見なのだが、
   どうもルーズペルトSAAのシリンダーは全長が短く感じ、逆にフォーシングコーンの方が長く思える。)


(12) マルシン製ステージコーチ(駅馬車)、又はジョン,ウェイン・モデル

   マルシン・エングレSAA三兄弟の末っ子、発売時期はだぶん90年代後半だと思う。
   駅馬車やジョン,ウェインと言っても、それが実銃に実在するか如何か分からない。
   実銃の3rd,Gen,SAAでは記念モデルや特注品が多く造られたが、マルシンもそれに習って、
   当モデルガンをオリジナルとして企画したのではないだろうか?。
   やはりエングレは兄達と同様に金型による物で、カートリッジも初めから付いて無い。
   (これも小生の個人的意見だが、バレルエンドのフォーシングコーンがやや長く感じる。
   それによってシリンダー全体が少し後へ移動し、フレームの中でズレた位置に在る様に思える。)


(13) マルシン製バット,マスターソン・モデル

   発売開始は駅馬車SAAと同じ頃、前世紀末の90年代後半か?。
   後述のランパント金属製1stが出現するまでは、金属製SAAモデルガンの最高峰だった。
   有名なガンマンであるB,マスターソン愛用の1st,Gen,SAAを忠実に再現。
   しかしながらボルトシステムに欠陥が有る様で、特にキットを組み立てる場合は、
   ボルト調整が難しく非常に苦労するらしく、高いスキルが必要との事。
   カートリッジは付いており、シリンダーの薬室口径も金属製SAAモデルガンでは、
   珍しく45口径に近い、少なくともシリンダーを前方から見れば薬室径はそう見える。
   ただ残念なのは各薬室後方が、マグナムの様にカウンターボアードに成っている事。
   MGC製やアサヒイーグル製等の、初期の頃のSAAモデルガンではその発火システムから、
   カウンターボアードも仕方無いと思うが、最近のリアルなSAAモデルガンとしては、
   チョット残念。
   (又も小生の個人的意見ではあるが、マルシン製バット,マスターソンSAAのシリンダーは基本的には、
   アサヒイーグルの流れを汲む同社のスタンダードSAAのシリンダーと、同じ部品ではなかろうか?。
シリンダーのボルトノッチ = シリンダーストップ用カットの形なんて、両者はソックリ!。)


(14) ランパントクラッシック金属製1st

発売開始は2012年。
   現在までに造られた亜鉛合金製SAAの頂点に立つモデルガン。
   実物の考証が最も進んでおり、金属製やプラスチック製に拘わらず、
   又モデルガンやエアガンに分類に拘わらず、それまのSAAトイガンの中では、
   「最高傑作」であると断言して良いが、それはあくまでも「最高傑作」であって、
   決して!、決して!!、「決定版」では無い!!!。
   (この事は全てのSAAファンは、絶対に肝に命じるべし!。)



金属製SAAモデルガンの分類は以上ですが、過の六研やWAの真鍮製SAAは、
次回の「エアガンおよびその他番外編」の分類の中でね♪。

31 :てるぱ:2015/06/06(土) 14:57:15.23 ID:BdfMVHO/
ご意見有用さま、
>「ランパントクラッシック金属製1st〜それまのSAAトイガンの中では、
最高傑作であると断言して良いが、 それはあくまでも「最高傑作」であって、
決して!、決して!!、「決定版」では無 い!!!。
(この事は全てのSAAファンは、絶対に肝に命じるべし!。)

…キビシイご指摘、ありがとうございます♪
絶対に、絶対に、肝に命じます(ぴっ!敬礼!)
ところで、ランパント以外のSAAについては〜リアリティで順位をつけるとしたら
どんな感じでしょう?
(あ、リアリティ…というか、クオリティでもいいですが)
また、その根拠は如何に?

SAAは、私が思うに〜個人的なコダワリが多い銃ですので、
ある人は「ここは許すが、ここは許さない!」みたいな箇所があるようですね♪
ご意見有用さまの「このSAAのここが好き・ここが嫌い」みたいな箇所を教えて下さい♪
(°▽°)/

32 :ない☆:2015/06/06(土) 18:59:51.27 ID:kVvEZ.7n
>カートリッジはやはり小さく45口径サイズでは無い

シリンダーを亜鉛鋳造で造るとき問題になるのが「シリンダーストップの溝の深さ」
ストップの溝とチャンバー外壁との間にあまり肉圧がない
ときにはストップの底が抜けてチャンバーの中のカートが見える・・・
SAAのシリンダーはけっこう肉が薄々・・・なんですよ
S&WのKフレームのシリンダーもこの病気がありまして・・・ホンモノは・・

つまるところ・・SAAのカートのサイズを細くしていたようですよ
MGCが最初から44−40にしたのもこの理由かも???

わたしのアサヒSAAもピカドンで酷使したからか?
シリンダーのストップに穴が空いてチャンバーのカートが見えていましたよ
今風に言えば〜ローディングインジケーターになっていました


掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail (省略可) :
画像: